2014年1月アーカイブ

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 木製サッシに使用される木材は今日ほとんどが人工乾燥材を使用します。またほとんどの場合集成材で制作されます。
これは当社の乾燥機の内部です。材料は20センチ~25センチの間隔で電極盤で材料を挟み込み高周波電流を流します。
理屈は電子レンジとよくにています。ただ、このままだと乾燥炉内が高温になるためこれを防ぐため炉内を真空状態にします。

 木材の乾燥方法には何種類かありますが材料を傷めない方法としては最適な方法といえます。
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 今年の初市はあいにくの雪でした。売り手にとっても買い手にとっても雪がかぶっていると節の有無がよくわからず、値をつけるのがむつかしいのです。しかしながら今年の初市は昨年末の止め市より立法メートル当たり約6000円高という高値で終了しました。

買い手にとっては安い方がいいわけですが、低迷する国産材市場にとってはいいことと思います。最近は円安傾向や住宅の駆け込み需要もあり、国産材の振興にとってはチャンス到来と言えるかもしれません。
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森の窓の木製サッシの木材種はほとんど能登ヒバです。しかし、これはほんの最近のことです。長い間地元材を使うことが私(創業者)の念願でしたが能登ヒバには大きな問題がありました。それは大変狂いやすい性質を持った木だということです。しかし国産の針葉樹の中では抜群の耐候性、と耐水性を持っているという大きな利点もあります。

この、狂いやすいという欠点を克服する最大の武器は高周波真空乾燥という人工乾燥方法でした。装置は非常に高価ですが比較的低温で乾燥できるので材料の強度を損ないません。

さて、このことは後々書いていくことにしますが、この能登ヒバの2014年の初市が1月9日石川県の穴水町の能登木材総合センターで開かれました。初市は毎年恒例で理事長のあいさつのほか、石川県の林業関係の行政担当者の祝辞などもあって、県産木材の振興に業界の発展の期待が感じられました。
断熱気密性能が高い国産の木製サッシ製造メーカー
森の窓
森の窓株式会社

〒929-1403 石川県羽咋郡宝達志水町所司原栗小羽南平1
代表取締役 山本 忠嗣

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