2012年12月アーカイブ

ルフトハンザ.jpg
 もう今年も終わろうとしています.春先の窓見本市はドイツの建築の未来を予感させる物でした.そして、来るべき2013年、ドイツで真っ先に開催されるミュウヘンでの建築見本市は世界の建築の最先端情報を発信する場として期待されています。特に、住宅が消費する、あるいは作り出すエネルギー関連技術に興味しんしんです。そのなかで木製窓業界は何をすべきなのか、最新の情報を仕入れて来ますのでご期待下さい。
中国窓ユウザー.jpg
 前出の窓メーカーの社長が窓のお客さんと打ち合わせがあるので同行してくれないか、というのでついていった、かなり裕福そうなご夫婦で後ろの建物に使いたいとの希望だった。
全部の窓をドレー、キップとフィックスで対応するとのことだったが、すこし無理な気もしたが
ドイツでは一般的なことなので,まあ、それも有りかな?と思った。
中国DK.jpg
 これは中国製のドレー,キップだ、材料はオーク材60センチ角程度大きさで価格は3万円ぐらい.材料の使い方に少々問題があるがまあまあの製品である。戸厚は68mmでガラスは4−12−4FLペアが標準でトリプルガラスの対応は出来ないとのこととにかくこのメーカーではこれしか出来ないという事だった。
中国金具.jpgのサムネイル画像
 取引先の案内で窓金具の製造工場を見学した.加工はドイツ本国で、組み立ては中国で行う方式を採っているいるそうだ。経営者はドイツ人で月に一度は中国に訪れるそうだ.品質的には問題ないようだ、ドイツのビック3の一角占めるロト社も今はこのようなシステムだそうだ.価格はドイツからの仕入れ価格と比べると約半分くらいでかなりの窓メーカーが中国ロト社の物を使っているという.中国にドイツ窓が普及している背景にはこういった結びつきが有るのだ.
断熱気密性能が高い国産の木製サッシ製造メーカー
森の窓
森の窓株式会社

〒929-1403 石川県羽咋郡宝達志水町所司原栗小羽南平1
代表取締役 山本 忠嗣

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