意外と思われるかもしれませんが、木製サッシは火災には大変強いのです。
現在日本の住宅建築に使用されているサッシの材質の中で、最も燃えにくい、、、と言うより、火に強いのは木なのです。
火事になると炎の温度は700度をこえます。たしかに木材に700度の炎を近づければ木は燃え始めますが、防火試験ではガラスや金具を含めて、基準の20分間を持ちこたえるのです。
アルミは?というと、アルミは燃えないけど、とけるのです。
実のところ、木製サッシにも部分的にアルミを使っていますが防火の試験では真っ先に溶け落ちてしまいます。
防火の試験は、ひとつの窓に対して試験体を2個作り、内側からと外側からの両方からテストをします。
火元になった場合は内側の防火性能も大事ですが、延焼を防ぐ為には外側から焼くテストも必要なわけです。
ドアや引き戸など5種類の窓種それぞれについて試験が必要で費用も大変多くかかります。平成13年、日本木製サッシ工業会のメンバーが共同で受験し、国土交通省から認定書の交付を受けています。
防火についてのご質問等がおありでしたらお問い合わせください。
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