2011年11月20日

改修中の自宅、いよいよ外部の仕上げに入ってきました。

六月からかかっていたのですが、夏場に大工さんの都合で一か月ほどお休みしていました。その、間、工場でせっせと作ったのがこの外壁です。能登地方では昔はよく板張りの外壁を使いました。杉や能登ヒバを四分から五分板にしてよこばりするのですが私は能登ヒバを18mmに製材をした後、そのままローラーでペンキを塗り縦張りにしました。

板と板の間は雨仕舞のためT字型の目板を打ちました。土台や屋根垂木、柱すべて能登産をつかいました。柱には能登ヒバ,能登産のヒノキ、それに杉も使ってあります。いろいろ使ってありますが違和感は全くありません。フローリングは能登ヒバの27mmの板の本実加工をしたものをつかいました。贅沢のようですがこの板は柱、土台を挽くときに外側から取りました。

そのほか、室内の腰張りには小ヒバ、押し入れの内装には栂といった具合です。材料集めにはおよそ三年くらいかけましたが時間に余裕があると市場で安く仕入れることができます。

 

能登ヒバの外壁.jpg

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