山用品店パタゴニアは自然志向のオーナーが展開するチェーン店で日本にはおよそ10店舗ほどありその白馬店の木製カーテンウオール部分を受注した。ただ設計士からある条件が提示されそれがかなり厄介なものだった。条件は2つありその1つは国産材を使用すること、もう一つはサーモ材を使うことだった。理由は木材輸送のエネルギー消費を最小限にすることと木材の耐久性を高めるということだった。カーテンウオールは耐風圧計算が必要で最も高いところは7メートルを超えマリオンのピッチも1.2メートルと幅があり計算では見込み寸法が300mmを軽く超えることになったので解決方法としてマリオンをダブルにして中にフラットバーをいれることにした。