木製サッシの未来,窓見本市をみて。
ドイツにおけるプラスエネルギーハウスや最近日本で話題になってきているスマートハウスなどを考えると必ず問題になるのが開口部の断熱性能値のレベルアップである。 純木製であれ、複合であれトリプル、ガス入り、LOW-Eが標準仕様になる日がそこま…(続きを読む)
ドイツにおけるプラスエネルギーハウスや最近日本で話題になってきているスマートハウスなどを考えると必ず問題になるのが開口部の断熱性能値のレベルアップである。 純木製であれ、複合であれトリプル、ガス入り、LOW-Eが標準仕様になる日がそこま…(続きを読む)
ドイツ窓金具のトップメーカー、GU社のスタンド。2年に一度の世界最大の窓見本市、今回のテーマは高性能断熱窓、過去3回ほどはテーマの定まらない見本市だったが、エネルギー問題をいち早くとりあげ新しい世代の目標を掲げた、最近にない活気のある見本市…(続きを読む)
この写真は、今年(2011年)5月にドイツのゴスラーという街で撮った、古民家再生のレストランです。 斜めに筋かいの入った古民家はドイツのあちこちで保存されていてそれほどめずらしくもありませんが、日本は筋かいを塗り壁で隠してしまうので外には現…(続きを読む)
2年に一度開催される、世界で最も著名な国際窓見本市がドイツのニュルンベルグで来年の3月21日から4日間開かれます。ここ数回は変わり映えしなくなったという声も聞かれますが、木製サッシメーカーの人間としてはこれを外すわけにはいかない、というの…(続きを読む)
このスケッチは,ドイツの建築雑誌から拾ったものです。壁厚は30センチほどあると思いますがそれにしてもずいぶんと内側に寄せたものです。 建築雑誌と言っても数字が入っていないので絵のような感じもします。しかし、納まり図としては結構説得力のある図…(続きを読む)
窓に限らず家並みにはその国その国の独特の雰囲気、つまり、特長があります。さらに言うと、おおよその地域までもわかることがあります。その典型的な国がドイツです。この写真はドイツのほぼ中央部、ライン河沿いの小さな街で撮ったものです。 屋根の色の…(続きを読む)
この写真はドイツを代表するドレー、キップ窓です。 最近の目玉、というのは少し的確ではありませんが、7~8年ほど前から、窓の見本市は複合サッシ一色と言ってもいいくら注目されています。 下の段の写真は、従来型の純木のサッシですが大きな違いは、取…(続きを読む)
ゴスラーは北ドイツのちい さな観光地である。 1800年代からの木組の街並みを 残す歴史地区に入ると、どこか日 本的な匂いがする。 ドイツではかなり有名な町だが 日本からのドイツ観光ツアーでは メインコースからは離れている。 しかし、こ…(続きを読む)
ドイツの住宅に使われている窓 の9割以上がドレー、キップ窓だ ということは日本人には殆んど 知られていない。また、ドイツ観 光をした人でさえこのことに関心 を持つひとは少ない、しかしドイ ツに住まったことのある人がいち ように褒めるのがドイ…(続きを読む)
以前のブログに、ドイツには木製サッシ関連の見本市が二つある、といいました。ひとつはそのものずばり窓見本市、もうひとつは木機展です。いずれも二年毎の開催で、なかでも木機展は木工加工のすべてが展示対象です。 大きくわけると製材加工、木材乾燥、木…(続きを読む)