木製サッシになれなかった木はどうなる?
これは木材を削った後に出てくる木屑を圧縮したもので、会社では「ウンコ」と呼んでいます。 製材後の木は削ったり切ったりしていくうちにだんだんと体積を減らし、最後に窓として残れるのは7割ほどです。 削りの工程で出てくる木屑は処理が大変でした…(続きを読む)
これは木材を削った後に出てくる木屑を圧縮したもので、会社では「ウンコ」と呼んでいます。 製材後の木は削ったり切ったりしていくうちにだんだんと体積を減らし、最後に窓として残れるのは7割ほどです。 削りの工程で出てくる木屑は処理が大変でした…(続きを読む)
これは能登ヒバです、末口の直径は60センチをこえています。これだけの大径のものはなかなかありません。端っこから挽いて行って、これは真ん中あたりですが芯の近くでも節はあまりありません。一本で約1,5立方あります。価格は10万円をかるく超えま…(続きを読む)
今回は長野県の望月町から桜、楢、唐松、を仕入れてきました。 運送屋さんを使って大量に買うこともありますが、2トン車で買い付けにいくこともありま す。次は製材屋さんのところですが、製材所は一箇所しか使いません.挽き子さんとの 意思の疎通がむつ…(続きを読む)
木製サッシの材料の入手先は何カ所かありますが造材業,とか、山切り、とか言った仕事をする人達から買うこともあります。そのため、時には山の中まで行くこともあります。そこまでしなくてもと思うかもしれませんが、立ってる状態で木に接すると、木を大事に…(続きを読む)
ブナ科のドングリ類の中でも国産のミズナラは日本の広葉樹のなかでも重厚で耐久性も高く、高級家具材や、フローリング材としても有名ですが、実は、高級ウイスキーの樽材として使われているのです。 栗も、楢も、大変性質の似通った木で特に栗材は湿気にた…(続きを読む)
能登ヒバのルーツは青森ヒバと言われている。 地元ではアテと呼ばれこの地方の木材市場では 今でもアテ材として取引されて、県の木、つまり 「県木」に指定されているのです。近年、能登ヒバ という名称も使われていますがこれはあくまで市場 用の呼び名…(続きを読む)
今から35年ほど前、かなり名のある雑誌のグラビアに クルミの木の大板のそばに立つ初老の男性の姿、 ページのタイトルは「木の世界」「木のこころ」そして「 私は木からはじめる」、たしかそのようなものでした。 その男性こそが木工界では知る人ぞ知る…(続きを読む)
森の窓で通常使う木はヒバと杉です。 時々は信州カラマツもつかいます。 しかし,今最も使ってみたいのが栗の木 です。写真は栗の丸太ですが狭いところ で30センチ程、楕円形をしています。 一般的に栗は市場に出回ることのない木 で入手の難しい木の…(続きを読む)
木製サッシの主役はもちろん木ですが、ドアの下枠や引戸の下枠には耐候性に加えて耐摩耗性も要求される実際 ヨーロッパから輸入されているテラスドアなどの下枠にはたいていイロコという木が使われています。(左下写真) イロコはアフリカ材でチークの代用…(続きを読む)
特別な木取り これは国産の杉材ですが、国産材の場合ふつうこの 様な木取り方はしません。たいていは25・6mmの 板状にして乾燥した後、集成して使います。それに 杉の辺材は耐久性が心材に比べて低いのでこれほ ど多くの辺材を含んだ木取りはまずし…(続きを読む)