なぜか、「ドイツ窓」
国産窓メーカー共通して持っているアイテムがドイツ窓、つまり、ドイツを代表するドレー.キップとへーべ.シーべで、この二つの窓を作れることが、木製窓メーカーとして業界に参入する一つのステップといってよい。
しかし、ドイツの住宅の採用率が90%をこえるドレー.キップだが日本ではその採用率は低い。それでありながら、いわゆる、「木製サッシ」の代表選手はなぜか「ドイツ窓」なのである。
この、ドイツ窓の普及に最も貢献したのが前出の野本氏であるが残念ながら昨年還暦そこそこで他界されている。