木製窓.日本における歴史と現状
日本に木製窓といわれるものが入ってきたのは25年 以上も前でほとんどヨーロッパからの輸入品と思われ ます。当社で木製窓の製造をはじめて数年ほどしてか ら、お二人の年輩の設計士さんが東京からこられて 「こんなところでドレー、キップ作っているな…(続きを読む)
日本に木製窓といわれるものが入ってきたのは25年 以上も前でほとんどヨーロッパからの輸入品と思われ ます。当社で木製窓の製造をはじめて数年ほどしてか ら、お二人の年輩の設計士さんが東京からこられて 「こんなところでドレー、キップ作っているな…(続きを読む)
フィンランドに限らず北欧の木製窓は ほとんど白ペインで塗りつぶされてい ます。これが北欧四カ国の木製窓の共 通点かもしれません。もうひとつあり ました、窓材、これも殆ど同じ材で 北欧の主要植林材の欧州赤松という木 で、日本の赤…(続きを読む)
これはフィンランドの住宅ですが同じ 寸法の窓が片面に5セットも入ってい ます。実はヨーロッパではごく普通の ことで、一棟の家にいく種類もの寸法 の違う窓を使うことはあまりありません 使ってもせいぜい2種類です。たぶん 統一感を大事にしている…(続きを読む)
日本で木製窓、とか、木製サッシと言う言葉が定着したのはわずか十年ほど前からで、それまでは外部建具であった. 木製サッシの明確な定義はないが、たぶん、アルミサッシに対して素材が木だから木製サッシなんだろう、これは単純な決めつけだ…(続きを読む)
能登ヒバ.木製サッシを展示しました。 8月20,21日の二日間、地元金沢市でエコ、メッセが あり、当社が協賛するかたちで出品しました。自然 素材能登ヒバの様々な商品の一部としての展示発 表でしたが一般のお客さんが対象でしたのでヒバの まくら…(続きを読む)
能登ヒバのルーツは青森ヒバと言われている。 地元ではアテと呼ばれこの地方の木材市場では 今でもアテ材として取引されて、県の木、つまり 「県木」に指定されているのです。近年、能登ヒバ という名称も使われていますがこれはあくまで市場 用の呼び名…(続きを読む)
今から35年ほど前、かなり名のある雑誌のグラビアに クルミの木の大板のそばに立つ初老の男性の姿、 ページのタイトルは「木の世界」「木のこころ」そして「 私は木からはじめる」、たしかそのようなものでした。 その男性こそが木工界では知る人ぞ知る…(続きを読む)
ゴスラーは北ドイツのちい さな観光地である。 1800年代からの木組の街並みを 残す歴史地区に入ると、どこか日 本的な匂いがする。 ドイツではかなり有名な町だが 日本からのドイツ観光ツアーでは メインコースからは離れている。 しかし、こ…(続きを読む)
ドイツの住宅に使われている窓 の9割以上がドレー、キップ窓だ ということは日本人には殆んど 知られていない。また、ドイツ観 光をした人でさえこのことに関心 を持つひとは少ない、しかしドイ ツに住まったことのある人がいち ように褒めるのがドイ…(続きを読む)
森の窓で通常使う木はヒバと杉です。 時々は信州カラマツもつかいます。 しかし,今最も使ってみたいのが栗の木 です。写真は栗の丸太ですが狭いところ で30センチ程、楕円形をしています。 一般的に栗は市場に出回ることのない木 で入手の難しい木の…(続きを読む)