個人的な考えを言うと、こういう窓が北欧窓の原型ではないか思う
シングル硝子を使った外窓の内側に10センチほどの空間があり。
さらに内開きの窓がついている。現在のようにペア硝子のない時代はこうでもしなければ北欧の厳しい寒さはしのげなかったのだろう。
無目の入った段窓で、上下の独立した窓は左右それぞれが2個ずつの平蝶番で吊られている、真ん中にはフランス落しが付いていて観音開きになる。
この頃の窓には気密材はほとんど使われていない、が,気密性は意外と良さそうである。この窓は中に入ってみることができたので色々観察できたが外から眺めながらの街歩きは実に楽しい、ちなみに、このレストランのシーフードとワインはたいへんうまかった。