森の窓の木製サッシの木材種はほとんど能登ヒバです。しかし、これはほんの最近のことです。長い間地元材を使うことが私(創業者)の念願でしたが能登ヒバには大きな問題がありました。それは大変狂いやすい性質を持った木だということです。しかし国産の針葉樹の中では抜群の耐候性、と耐水性を持っているという大きな利点もあります。
この、狂いやすいという欠点を克服する最大の武器は高周波真空乾燥という人工乾燥方法でした。装置は非常に高価ですが比較的低温で乾燥できるので材料の強度を損ないません。
さて、このことは後々書いていくことにしますが、この能登ヒバの2014年の初市が1月9日石川県の穴水町の能登木材総合センターで開かれました。初市は毎年恒例で理事長のあいさつのほか、石川県の林業関係の行政担当者の祝辞などもあって、県産木材の振興に業界の発展の期待が感じられました。