地元ではアテと呼ばれこの地方の木材市場では
今でもアテ材として取引されて、県の木、つまり
「県木」に指定されているのです。近年、能登ヒバ
という名称も使われていますがこれはあくまで市場
用の呼び名ととして無理やり?普及させたので一般
でも能登アテで通っているのです。
写真は輪島地内の山村の一角に生育する大木で
能登アテの元祖と言われています。二本の間に立
った私と比較するとその大きさがわかるとおもいますが
市場にはもちろんこんなに大きいものはでてきません。
能登ヒバの主な利用法は、土台、柱、外壁材、内装材、フローリング材などですが、森の窓では二十年以上も前から
窓材としての利用法を研究し、現在 能登ヒバ材の出荷比率は50%近くに上がってきています。