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中国へ始めていったのは今から3年まえの2012年3月だった。そのとき訪問したのはログハウスメーカーでログ用の窓も自社工場で製造していた。窓種はうち倒しドレー、キップ)のみで、同じ地域にある窓専門メーカーでもメインは内倒し、そしてへーべ、シーベだった。聞くところによると15年ほど前から中国の金具メーカーが中国市場を狙って進出してきたとのことだった。同時に彼ら≪ドイツ≫企業はPVC窓、加工機械などあらゆる窓関連産業を一挙に中国に送り込んだのである。

 車産業がそうしたように、ドイツのあらゆる産業が中国に大挙進出し、中国の文化のかなりの部分がドイツ化されたといっても過言ではない。

 写真の建物は中国国際ドア窓展示場で窓の博物館も併設されている。
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乾燥機と桟積み作業 ( 高周波真空乾燥機 )
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毎年1月の初めには初市が開かれ県の森林関係者や理事長の挨拶があって実質的にここからその年の木材競り市が始まる。
能登ヒバは能登地方にしか植林されておらずほとんどの能登ヒバはこの市場から市場に出ているといってよい。開催されるのは月に3?4回で取扱量は一回に1000立方程度でその7割近くが杉材、能登ヒバは2割ほど、残りが檜、松、けやきなどで木製サッシに使えるのはさらにその中の2?3割くらい、つまり、100立方にも満たない。能登ヒバの多くはその耐水性の高さから土台や外壁材として使われ、当社の木製サッシへの利用はその一部である。
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2014年、2年に1度開催されるニュルンベルグの窓見本市、見学の後立ち寄ったドイツの小さな村、イプホーヘンで見つけた美しい窓、ドイツではごくありふれた窓だが日本ではこれほど美しく飾られた窓を見ることはほとんどない。ごく一般的な住宅の普通の窓である。内開きの窓だから外側にコンテナが置ける、しかもドイツの住宅は壁厚が40センチくらいあるので窓の外側には十分なスペースが確保できる。こんな花飾りをするのがドイツ人の楽しみのひとつなのである。
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 スイスという国は一種独特な文化、経済、さらには政治的な環境を持つ国というのが日本人から見た一般的な認識ではなかろうか。
まず思い浮かべるのが雄大なスイスアルプスをはじめのどかな山岳地帯を抱える観光国,精巧で高価な時計産業を抱える技術立国,衛星中立国などなど、しかし、われわれ木製サッシ業界にとっても少なからず関連した業種ヲ持っている。それは精巧で切れ味の優れた刃物の製造技術だ、窓見本市では何社かが出展していて業界の評価は高い。

 写真の住宅は郊外のごく普通のものであるがなんとなくスイス風?といえるかも。
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2014年、ニュルンベルグの窓見本市の後、帰りはチューリッヒ空港からのフライトを選んだ、特別に理由があったわけではなかったのだが

チューリッヒ空港は20年ほど前に一度いったきりで、さて、スイスの窓はどうだったかな?、そんな感じでいってみたのだが、ドイツ語圏の窓は

やはりすべてドレー、キップだった。チューリッヒはドイツの中心部からでもそれほど遠くはなくフランクフルトから3時間半ほどでバーゼルにつき

そこから3,40分ほどでチューリッヒに到着する。郊外の空港近くのホテルに宿を取り翌日帰路に就いた。
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shinnkuukannsouki.
 木製サッシに使用される木材は今日ほとんどが人工乾燥材を使用します。またほとんどの場合集成材で制作されます。
これは当社の乾燥機の内部です。材料は20センチ~25センチの間隔で電極盤で材料を挟み込み高周波電流を流します。
理屈は電子レンジとよくにています。ただ、このままだと乾燥炉内が高温になるためこれを防ぐため炉内を真空状態にします。

 木材の乾燥方法には何種類かありますが材料を傷めない方法としては最適な方法といえます。
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 今年の初市はあいにくの雪でした。売り手にとっても買い手にとっても雪がかぶっていると節の有無がよくわからず、値をつけるのがむつかしいのです。しかしながら今年の初市は昨年末の止め市より立法メートル当たり約6000円高という高値で終了しました。

買い手にとっては安い方がいいわけですが、低迷する国産材市場にとってはいいことと思います。最近は円安傾向や住宅の駆け込み需要もあり、国産材の振興にとってはチャンス到来と言えるかもしれません。
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森の窓の木製サッシの木材種はほとんど能登ヒバです。しかし、これはほんの最近のことです。長い間地元材を使うことが私(創業者)の念願でしたが能登ヒバには大きな問題がありました。それは大変狂いやすい性質を持った木だということです。しかし国産の針葉樹の中では抜群の耐候性、と耐水性を持っているという大きな利点もあります。

この、狂いやすいという欠点を克服する最大の武器は高周波真空乾燥という人工乾燥方法でした。装置は非常に高価ですが比較的低温で乾燥できるので材料の強度を損ないません。

さて、このことは後々書いていくことにしますが、この能登ヒバの2014年の初市が1月9日石川県の穴水町の能登木材総合センターで開かれました。初市は毎年恒例で理事長のあいさつのほか、石川県の林業関係の行政担当者の祝辞などもあって、県産木材の振興に業界の発展の期待が感じられました。
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 ラインの川くだりに欠かせないのが左岸を走る快速電車だ、船に乗る時間のない人はこの列車ですますようだが

余裕のある人は列車でビンゲンあたりまで行きそこから船に乗り込む。

ライン下りのみどころはビンゲンからの一時間から二時間の間に集中しているのでここか、あるいは対岸のリューデス

ハイムから乗る人が多い。
断熱気密性能が高い国産の木製サッシ製造メーカー
森の窓
森の窓株式会社

〒929-1403 石川県羽咋郡宝達志水町所司原栗小羽南平1
代表取締役 山本 忠嗣

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