木製サッシを見ればその国がどこだかわかる。

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 窓に限らず家並みにはその国その国の独特の雰囲気、つまり、特長があります。さらに言うと、おおよその地域までもわかることがあります。その典型的な国がドイツです。この写真はドイツのほぼ中央部、ライン河沿いの小さな街で撮ったものです。

屋根の色の赤いのは南ドイツから中央ドイツまでで北ドイツの一般住宅の屋根の色はほとんど灰黒です。窓が内倒しになっているのでこれも一つの特徴です。しかし、内倒しの窓を多く使う国はドイツだけではなく、スイス、オーストリーといったいわゆるドイツ語圏の国もよく使いますし、最近はチェコや、ポーランドなどにもドイツ窓金具が売れているそうです。

ドイツの金具メーカーの営業マンさんの話によると、アジアでは中国がいいお得意さんなのだそうです。

しかし、いずれにしても建物の雰囲気でその国雰囲気が伝わってくるということは建築文化にとっても大変大事なことで,われ我国産木製サッシメーカーにとっても日本の気候風土にあった窓つくりを心がけたいものです。

 ライン河沿いの家.jpg

 

 

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森の窓株式会社

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代表取締役 山本 忠嗣

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このページは、森の窓が2011年10月 7日 02:30に書いたブログ記事です。

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