豊田記念館の木製サッシは上げ下げ窓でした

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町の商工会の建設部会の研修旅行で、名古屋市の豊田記念館に行きました。当時はまだアルミサッシがなかったので、木製の窓ということだったろうと思います。昭和初期の洋風建築の多くに上げ下げ窓が使われていて、現在でも補修されながら各地で現存しています。

最近の建築の窓の納まり位置が、外壁の外面と同いつなのに対して、此のころの納まり位置はずいぶん中に入っています。私は個人的にはこういう納まりのほうが好みですが、建設費用は余計に掛かるような気がします。

近くにある,豊田佐吉邸には引違窓が入っていてきれいに納まっていました.このころの建具職人さんも石やレンガとのとりあいにずいぶん苦労があったのではないでしょうか。

豊田記念館.jpg

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このページは、森の窓が2011年11月 8日 19:40に書いたブログ記事です。

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