ドイツの窓の最近の目玉は複合です。

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DKfukugou.jpgDK断面.jpgこの写真はドイツを代表するドレー、キップ窓です。

最近の目玉、というのは少し的確ではありませんが、7~8年ほど前から、窓の見本市は複合サッシ一色と言ってもいいくら注目されています。

下の段の写真は、従来型の純木のサッシですが大きな違いは、取り付け後の外部の塗装メンテナンスの有無です。

複合タイプの窓は従来型の外側に断熱用のナイロン樹脂を介してアルミのカバーをつけています、木材のボリュウムはほとんど同じですが制作に手間がかかるのとアルミ材やナイロン部材費が増えた分価格が上がるのでなかなか需要が伸びていないのが実状です。

 

 

下の写真は内部外部ともに塗装が必要です、内部の塗装はクリヤーでもOKですが、外部は有色の外部用保護塗料を塗る必要があり、特に外部は3年から4年に一度は表面を掃除して再塗装をします。

この塗装メンテナンスは大変重要なことなのですが、意外とおろそかにされがちなので注意が必要です。

 複合サッシは木製サッシか?、という声が聞こえてきそうですが、個人的にはそう思うようになってきました、このタイプを初めて目にしたのは実は15年ほども前になりますがその当時は少し抵抗感を感じていました。

問題の価格ですが複合タイプは純木タイプに比べてドレー,キップと外開きは約1・35倍、引き戸タイプは1・4倍高となります。 

 

 

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このページは、森の窓が2011年9月14日 15:24に書いたブログ記事です。

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