木製サッシの色見本を作るのも大事な仕事です。

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木製サッシの見積もり後、発注へと進むと、殆んどの場合塗装色の決定をしなければならない、これはかなり重要な作業で設計士さんやお施主さんを含めて何度かやりとりをすることになります。

見積もりの段階で木材種が決まるのがふつうですから本来ならば塗装色はその段階でおおよその色の系統を決めておくべきでしょう.つまり、塗装色を優先に考える場合は仕上がり色をうまく出せる材種を逆に選んでいくこともあるわけです。

木材には材がもともと持っている固有の色があり、それからかけ離れた色を塗ると材の雰囲気を壊してしまうのです。

最も厄介なのはヒバ系の材に茶系の色を塗る場合、どうしても色むらが出て、ヒバの明るさが消えてしまうのです。反対に赤茶系の米松や杉の赤身に黄色系の色を塗っても決していい色は出ないのです。

木材種や色を決定する要素は部屋が洋風か和風かによっても考慮する必要があると思います。事前によく相談することが大事です。

色サンプルを作る.jpg

 

 

 

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このページは、森の窓が2011年10月25日 19:22に書いたブログ記事です。

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