ノルウェーの窓

ノルウェーの三大フィヨルド,ガイランゲル近くの岩の丘にたたずむサマー、ハウス ?

きっと、こんなところがバイキングの拠点だったのだろう、と想像してみた。

海から数百メートルほどの所に建つ、いくつもの建物、バイキングの時代の建物はもっ

と小さくて、窓の大きさもこんなに大きくはなかったろう、などと色々思い浮かべてみた

。なにしろ、ガラスがあったのか?、金具はどんなだったろうか?などと考えると現在

我々が作っている木製窓と比べると性能的にはかなり差があったに違いない。

 しかし、私はこうも考えてみた、寒い冬の隙間風を防ぐために動物の皮などを気密材

に用いたのではないか、などと、、、、、、、。

 

ノルウェーの小屋.gif 2009年7月ノルウェー

フィヨルドの家.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タンゴ説明.jpgスピルカ社のH-Windowは日本でもかなり知られてきましたが実はこの会社、数年前に引き戸のシステムも完成させたのです。

写真は引き戸を30センチほど開けた状態ですが左枠の上部に着いている角長の部品は,閉めた時にサッシを強力に室内側に引き寄せる受け金具です。

引き寄せはハンドル操作で行いますが閉める瞬間は少々力が要ります。何か、潜水艦のハッチでも閉めたような感じです。

この窓はまだ輸入されたという実績は聞いていませんがいずれどこかの輸入業者によって販売されるかもしれません。

当社でも二年まえから製造していますが、社内でもすでにクレセントタイプの引き戸と、へーべ,シーベという強力なライバルがいてユーザーさんに勧めるのがなかなか難しいのです。

どうしても実績のある方を選んでしまいがちになります。

然し、中にはすべて北欧窓で統一したいというユーザーさんもおられるのでぼつぼつと出荷数が増えてきています。

 

私に、この木製サッシの金具メーカーを紹介してくれたのは、1990年代、シュレーゲルという会社に勤めていて、換気扇や、気密材の輸入販売をしておられた吉村という方でした。かれはこの金具メーカーのものも輸入販売していたのですが正直、使い方が難しく導入に躊躇していたのですが、1995年頃のあるとき「スピルカから技術講習会を開くから来ないか、と誘われているんだけど代わりにどう?」、と、すすめられたのがきっかけでノルウェー行きがきまったのでした。

 フィンランド以外の三か国は、蝶番吊りの外開きが一般的ですが、実はこの金具メーカーの回転金具を使った窓を専門につくる木製サッシの工場がノルウェー国内に13社もあり、共存共栄を図りながら強い結束力ももっているのです。

 この金具使って作る窓は、H-ウインドウと呼ばれ、日本にもかなり輸入されていて、某大手住宅メーカーの窓はすべてこのの窓が標準装備になっつています。

スピルカ社のまえで.jpg
断熱気密性能が高い国産の木製サッシ製造メーカー
森の窓
森の窓株式会社

〒929-1403 石川県羽咋郡宝達志水町所司原栗小羽南平1
代表取締役 山本 忠嗣

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